今回はフィリピン・クラークにある、ネイティブ講師の授業が人気の語学学校『CIP』を取材してきました。
授業や宿泊施設、食事、立地など徹底的に調査してきました。CIPに興味がある方、クラークの学校に興味がある方、フィリピン留学に興味がある方はぜひご覧下さい。
レポーター:伊藤 光太
セブ島に住んでるノマドライター。バックパックひとつでいろんな学校をガチンコ取材しています。
Twitter: @koutaitou
取材期間 | 1泊2日 |
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英語力 | TOEIC750点 |
満足度 | |
ズバリ | 半アメリカ留学 |
CIPの概要
CIPはフィリピン・クラークにある英語の語学学校です(クラークについては後ほど説明します)。ネイティブ講師の授業を多数提供していることと、国際色が豊かな点が人気の学校です。
参考までにIntensive Aコースの1ヶ月の料金を書いておきます。部屋によって料金が違います。
1人部屋 | 2人部屋A | 2人部屋B | 3人部屋 | |
1ヶ月の金額 | 1970ドル | 1790ドル | 1740ドル | 1650ドル |
それでは、順番に見ていきましょう。
CIPの場所・立地
CIPはフィリピンのクラークという都市の中に面しています。マニラからバスで3〜4時間程度です。
この学校では、マニラ空港から学校までピックアップ送迎してくれるので、移動に関して特に心配する必要はありません。空港で待っていればスタッフが迎えに来てくれます。
クラーク空港へは日本から便が飛んでいませんので、もしクラーク空港を利用したい場合は、韓国の仁川国際空港から来る必要があります。
また、クラークというのはクラーク空港がある周辺の地域の呼び名です。特別経済特区となっていて、タクシーやジプニーや関係者以外の車、不審者はエリアの中に入れないようになっています。
ですので、このエリア内に関しては治安は良いと言っていいと思います。ただ、となりのアンヘレスには渋谷や新宿のような繁華街がありますので、行く場合は注意が必要です。詳しくはこちらを参照して下さい。
フィリピンクラークの行き方・歴史・治安・留学情報をまとめました
CIPの寮・滞在環境
まずははじめにCIPの寮を見ていきましょう。
ベットは掃除されててきれいでした。週に1度、専門スタッフが部屋を掃除して、シーツも交換してくれます。
どの部屋にも勉強机やテレビなど、必要な家具は全部設置されていました。
こちらは、入学したときに学校がプレゼントしてくれるスターターセット。
ちなみに洗濯は週に3回頼むことができるそうです。月に12Kgまでは無料。別途で自由に使える無料の洗濯機もあるので、自分で洗うことも可能。
CIPの食事
次は食事について見ていきましょう。こちらがCIPの食堂です。
こんな感じでした。こちらも美味しかった。もちろん毎日違うメニューが提供されます。
近くでレストランを経営している韓国人が料理を監修して調理場のスタッフを指導しているそうです。留学料金に入っていて、このクオリティーなら大満足だと思います。
CIPの施設
続いて施設について見ていきましょう。こちらがCIPの外観です。
入り口には24時間警備員が常駐していて、生徒と先生とスタッフ以外は入れないようになっています。
また、CIPには専用の送迎バスがあり、マニラ⇔クラークをピックアップ送迎してくれます。
こちらはサポートデスク。何かあった時はこちらで相談すればOK。日本人スタッフも在駐しています。
カウンターがあり、コーヒーなどを注文してくつろぐことができます。持ち帰りもできました。
ペットボトルもたくさん売っていました。ちゃんと冷やしてあります。
こちらにはお菓子や日用品なども販売されていました。学校の外に出なくても大丈夫そうです。
なんとCIPには大きな体育館もありました。生徒は自由に使うことができます。
こちらはプール。ドミトリーの中庭みたいなところにあって、こちらも生徒は自由に使うことができます。
こちらは自習室。コンセント付きなので、パソコンやスマホを使いながら勉強できそうです。
あと、学校で定期的に歯科検診もしてくれます。歯医者さんが学校に来て診断してくれます。僕もついでに見てもらいましたが、問題ありませんでした。良かった。
本当に海外に長期滞在すると歯だけは怖いのでとても安心できるシステムです。
その他に外観等も撮影してきましたので、ご紹介します。
こちらはテラス席。机と椅子があって、気分展開に生徒たちが勉強していました。
写真だけだと全体像がつかめないと思うので、学校が公開しているYoutube動画も載せておきます。こちらで全体の雰囲気を掴んで下さい。
CIPの授業
ここからは授業について見ていきます。まず、何と言ってもCIPの特徴はネイティブ講師の授業があることでしょう。この学校ではネイティブ講師のマンツーマンレッスンも用意しています。
CIPのマンツーマンレッスン
百聞は一見にしかずということで、僕が授業を受けた様子を動画で撮影してあります。実際の様子をご覧ください。
動画のように気さくな感じで緊張することなく、授業を受けることができました。また、ネイティブスピーカー相手だと自分の英語がこんなにも通じないものなのかとびっくりしました。動画でも分かるように何回言い直してもなかなか伝わらなかったりして、大変でした。
他のマンツーマンレッスンの教室も覗かせてもらいました。
CIPのグループレッスン
今日の議題のプリントが渡されて、生徒と先生で議論していく授業でした。今回はスペースシャトルが墜落したときの記事でした。
先生『Do you know what the meaning of A-list?』
生徒『I know! It is the list of Victim of this accident.』
みたいな感じで、先生の質問に生徒が答えていきます。国際色が豊かなだけあって、グループクラスの生徒は全員国籍が違いました。それゆえ、授業では様々な意見が出てくるので非常に面白かったです。
CIPのオプションクラス
また、CIPでは朝、夕方や休日に無料のオプションクラスを受講することができます。
そのときによって、内容は様々。ビジネス対策だったり、HOWTOのレッスンだったり。
やる気のある生徒はどんどん参加していました。がっつり英語力を伸ばしたい生徒にとっては嬉しいクラスだと思いました。
また、フィリピン人講師にそれぞれの学校からメッセージを頂きたいとお願いして動画撮影してきました。参考になると思うのでご覧下さい。
フィリピン人講師からCIPへの入学を考えている人へ
CIPの総評(口コミ・レビュー)
総評として韓国式経営のいいところが出ているという表現が一番良いと思います。食事、施設、授業など、全ての面がしっかりとしていて、安心できる学校でした。
そしてネイティブ講師のマンツーマンレッスンをフィリピンで受けられるというのも非常に大きなメリットだと思います。
コースによっては全部ネイティブ講師にする、なんてこともできます。そうなるともう欧米留学です。ただ場所がフィリピンっていうだけです。欧米の大学に行きたいとか、仕事したいと思っている人には最高の学校なんじゃないでしょうか。
そして娯楽・アクティビティがないと一瞬感じるかもしれませんが、ここの学校はクラーク空港の目の前です。
なので土日にタイやシンガポールなどの海外旅行に行くという究極のアクティビティができます。フィリピンに滞在するときには、2ヶ月以上だとビザ費用が少し高くなるのですが、安い航空券を見つければ、航空券代がビザ費用より安くなるという場合もあります。
ですので、一石二鳥の旅行になるみたいで、長期留学の生徒は土日で海外に行くこともあるようです。
全体的に非常に優秀な学校であることは間違いないと思います。
ただ、かなりの人気校ですので留学するには確認が必要です。半年前、遅くとも2ヶ月前には空室があるか確認したほうが良いと思います。
以上がCIPの全レビューとなります。有意義な留学ができることを願っています。