いつもフィルポータルを楽しみに待ってくれている皆様、誠にありがとうございます。
わたしたちフィルポータル編集部ではそんな皆様の顔をいつも思い浮かべながら愛を込めて記事を執筆しています。その様はといえば、粉骨砕身と疾風迅雷を両立し、そのうえ栄枯盛衰の儚さを理解しながら試行錯誤を惜しまず、不撓不屈(ふとうふくつ)の心をもって今日もパソコンと対峙しています。以下をご覧ください。
フィルポータルのメール下部にはこんな注意書きもあります。まさに眠らない集団フィルポータルです。
こんなに前のめりなのは広い世界の中でもマイケル・ジャクソンとフィルポータルくらいです。
そう、WiFiがあればね。
セブシティからWiFiが消えた日
2017年1月14日(土)、15日(日)、アジア屈指のリゾート地で今や日本でさえ知らない人の少ないセブの街からWiFiが消えた。
実はこれはセブ最大級のシヌログフェスティバルの開催にあたってのテロ対策とのこと。そういえばフィリピン南部のミンダナオ島では年明けに刑務所から囚人が158人脱獄したなんてニュースもありましたね。
刑務所から囚人158人が脱走 フィリピン南部(産経ニュース)
そんなこんなあって、空には軍用ヘリコプターが飛び交い、なんだかいつもと違う空気の1日です。
仕事どころではないので街へ
WiFiに接続できないということはたちまち仕事ができないということに直結するのです。三度の飯より仕事…いや、WiFiが好きなフィルポータルにとってはまさに難局です。
しかし待て。わたしたちのポリシーとはなんだっただろうか。WiFiに一喜一憂することだっただろうか?
いや違う。フィリピンの魅力を読者の皆様に伝えることではないか!そうなれば話は違ってくる。ましてや今日はセブ島最大のイベントシヌログフェスティバルの開催日である。じっといていたらフィルポータルの名が廃る。今すぐ街へ駆け出すんだ!
ちなみにシヌログフェスティバルについての詳しい解説は以下記事にまとめてあります。
シヌログ祭りの本当の意味とは?言葉の起源と歴史的背景をまとめました
人、人、人。セブ島が人で沸く!
さっそく外に出てみるとこの通り。この人たちは一体どこへ向かっているのだろう?
よくわからないけどみんな楽しそう。どこへ行くかなんてここでは関係ないのかもしれない。
人口密度のもっとも高い場所に来てみるとなんだかパレードの様相!ああそうだ、これがお祭りだ!
フィリピンの超有名アーティストなんかもパレードに参加していて観衆が悲鳴のような声援をあげます。ちなみに2017年のシヌログ前夜祭には世界的に有名なDJスティーブアオキもセブのクラブを沸かしたらしい。
※「サントニーニョに栄光あれ」という意
ハッピー大国フィリピンの輝く笑顔にやられた
ちなみにこのシヌログ、エキサイトしてくるとすれ違う人や目があった人にはなりふりかまわずベタベタと色を塗りたくっていきます。
美女を前にした男たちの顔がこちら。ちなみに男なんてたいていバカでアホ(そして最高)なので考えていることはだいたいみんな一緒です笑。
ただ驚くのは意外にも女の子の方が積極的に顔や服への落書き、水鉄砲などイタズラしてきます。ワタシ、モウシアワセスギル…。
これはすれ違いざまに色をつけられちゃう寸前です。たくらんだ顔も可愛いですよね。ね?
気づいたら美女だらけ??
ちなみにあえて進行方向に逆らってカメラを構えてたら撮れちゃうんですね〜。ニヤニヤ
まとめ:いるだけで好きになれるセブ島
シヌログシーズンのセブ島が最高なのは間違いないのですが、シヌログフェスティバルには、なんだかいるだけで嬉しくなってしまうような、身のまわりにあるすべてのものを肯定してしまいたくなってしまう、そんなエネルギーがあります。
今楽しいあなたも、つらいあなたも。全部抱えてセブ島に来てみてはいかがでしょう?