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フィリピン・セブ島にある「GO GO CAFÉ(ゴーゴーカフェ)」を経営されている森田さん。日本の大学院で経営を勉強した後に渡比、なんと路上販売からお店を始められたそうです。セブで路上販売をするまでの経緯や現在のお仕事についてお伺いしました。

海外視察を経てセブで路上販売をはじめる

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— 海外視察をしてからセブに決められたそうでね。視察をするにあたっては休学か何かをされたんですか。

休学はしてなくて、休みを使ったのと、卒業後に行きました。

— 在学中・卒業後に視察をされたんですね。行った国っていうのは、どういうところが多いですか。

タイ・マレーシア・フィリピン・カンボジアです。

— アジアを巡り、セブに決められたのですね。セブにしようって決めた理由っていうのは、何かありますか。

セブにしようって思ったのは…ビジネスをする上で総合的に良いなっていう。英語も通じるし、人も親切だし、フレンドリーで、住んでみたいなと思える所だったので、ここでやろうかと。

— 路上販売時に作られたのはおにぎりとサンドイッチとお伺いしました。他には何かありますか。また材料の調達は、どこからされたのでしょう。

他には作ってないですね。トンカツサンド、おにぎりだけです。材料の調達は、ほぼ現地ですね。徐々に変えて、今は日本のものを結構使ってるんですけど、路上販売時はほぼ現地のものを使っていました。

— 路上販売をされていたのは、ITパークのどの辺りですか。

ITパークのメインのゲートがある近くです。

— それをされてたのは、いつ頃でしょうか。

去年の10月ぐらいから、10か月ほどですね。

ビジネスパートナーを見つけ、GO GO CAFE(ゴーゴーカフェ)を開業する

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— その後に、一緒にビジネスをやろうと多くのフィリピン人や中国系フィリピン人(華僑)からオファーがあったとお伺いしました。フィリピンで飲食店を開業するには、フィリピン人の現地パートナーが必要となりますよね。オファーがあってからは、トントンとスムーズにいったのでしょうか。

そうですね。現地のテレビや新聞に出た影響もあって、だいたい100名ほどの方からオファーをいただきました。その中から最も信頼できる方とパートナーシップを組みました。

相手方の家族全員と会い、自分の両親にもフィリピンに来てもらいました。フィリピンで事業を成功させるには、良い現地人パートナーを持つのが何より重要だと思っていたので。

その方は現地で既にビジネスを成功させている華僑の方で、ビジネスを進めていくうえで良いアドバイスがもらえると思いました。

— わぁー、すごい笑。開業されるまでは、どこに住まれてたんですか。

もう、ずっと同じ場所です。来た時からここ(マンダウエ)に住んでいます。

— 開業にあたって引っ越すなどはされていないのですね。ここは、開店されてからはどのくらいですか。

開店してからは、3ヵ月ぐらいです。

— 3ヶ月経過してみてお客さんの入りとかはどうですか。告知などは、どういう風にされてるんですか。

徐々に増えてきていますね。まだ告知は全くやっておりません。まずは顧客満足度の高いお店を作ることが重要だと思っていて。

料理の品質向上や品数を増やしたり。実は現地のテレビや新聞から取材依頼が来ているのですが、もう少し待って欲しい、と言って待ってもらっています。近いうちに出演する予定です。

— 全然されてないんですね。そういえばこの近辺には語学学校がありますよね。やっぱり、留学生のお客さまが多いですか。

語学学校の生徒も、まあ多いですね。だいたい半分近くは、そういう学生です。

— ちなみにここで、このお店をやろうと思った動機っていうのは。

外の環境が場所がすごい良いなと思って。あとは家が近いからとか、場所の条件が良かったからですね。

— なるほど場所ですね。ビジネスをしたいっていうのは、学生の頃から考えられてたんですか。それとも、もっと前からとか。

そうですね、ずっと。20歳ぐらいから考えていました。こういうかたちだったら出来そうかなっていうアイディアがあって。

朝の2時から仕込みをしていた

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— そうなんですね。路上販売を10か月ぐらい続けるとなると、相当ハングリー精神がないとできませんよね。ぼくだったら途中で辞めてしまうなって思いました。大変なこととかってありませんでしたか。

続けるのは、それなりに大変ですね。毎日朝1時ぐらいに起きて。

— 朝1時?!まだ夜ですよね笑︎

で、2時ぐらいから作り始めて、10時ぐらいまでずっと休みなしに作り続けて。

— 朝の2時から10時まで…!

そうですね。で、11時に現地について、最初のうちはなかなか売れないんで、夜7時ぐらいまで売る日もあって。全部で100個売ってました。初日だけ売り切れなかったんですけど、それ以降は全部バババッと売れました。

テレビに取材してもらったあとは、最初の1ヶ月ぐらいは15分ぐらいで全部売り切れて。

— 15分。飛ぶように売れていますね!

でも、それまでは大変でした。毎日夕方6時〜7時とかまで販売をして、その後またジプニーに乗って買い出しに行って、帰ってきて翌日の仕込みをして、8時ぐらいに寝て、また1時ころに起きるって感じでした。

— すーごいですねぇ。とても真似できそうにありません。

大変は大変でしたね。でも、楽しくやってました。

すでに、日本で勝負は始まっていた

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— その、ハングリー精神みたいなものっていうのは、どこで培ったんですか。

大学院を卒業した後、自分でを事業をするためにまずはお金を貯めようと、8ヶ月間ぐらい成功報酬のコールセンターで働いてました。

— 成功報酬のコールセンター。

コールセンター、営業ですね。あと夜はバーで働いていました。それを8ヶ月間、1日も休まずに続けました。自分でしっかり立ち上げたいなというのがあったので、そういう部分も続けられた要因かもしれないです。

— なるほど…すごいですね。やっぱり各シーンで大変なことは変わってくると思いますが、今の大変な事っていうのは何でしょう。

そうですね、最初のうちは、とにかく商品を広げること。はじめはカツサンドとソースカツ丼しかなかったんですけど、それだけじゃ全然足りないんで。売れる商品を沢山作るというのが僕のメインの仕事です。

カレーを1ヶ月間ぐらい毎日食べたり、チャーハンを毎日食べたり、デザート作ってレシピを作って。もうメニューはそれなりに、揃ってきました。もちろん改善もしないといけないですけど、これからは従業員をしっかり教育したりとか。

そういう部分はまだあまり手をつけられていないので、みんなが頑張れる仕組みを作りたいです。

開業にあたり、たくさんのレシピを開発

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— はじめはレシピの開発をして、現在は基礎が大体出来上がってきた、という感じでしょうか。ちなみに剛さんのイチオシメニューは、何でしょう。

ソースカツ丼がやっぱり売れてますね。セブにはないものなので。

— ああ、たしかに見たことないですね。ソースカツ丼はそれ自体が珍しいですね。人気のデザートは何でしょう。

黒蜜胡麻アイスですね。

— 黒蜜胡麻アイス。名前を聞いただけでも美味しそう!メニューの随所にこだわりが感じられますね。店内で販売されている、Tシャツとマグカップを作られた理由は、何かありますか。

この場所が中心街からちょっと遠いことですね。メイン通りから少し入り込んだ場所にあるというのもあります。

— 確かに、初めての方はちょっとわかりにくいかもしれませんね。

ロゴもそれなりにカッコいいものを作って、Tシャツとかをみんなに着てもらって広めてもらおうという狙いです。このTシャツを着てこられたら、お客さんは全商品10%引きになります。

— なんと、10%引きになるんですね。

はい。でもここに来る時だけ着てもらうのでなく、スーパーとかモールでも、普段の買い物やオシャレとして着てもらえるようにっていう思いでは作りました。

— いつでもどこでも、という具合ですね。

そうですね。

剛さんの今後のビジョンとは

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— 大学院を経て旅をして、セブでビジネスを始めると決める。路上販売から始まり、オファーのお声がけももらって現在に至るわけですよね。今後のビジョンっていうのは、何かありますか。

そうですね。このGO GO CAFE(ゴーゴーカフェ)を、店舗を広げて行って、展開していきたいなと思います。

— 最後に、これからいらっしゃる方にメッセージか何かありましたらお願いします。

カツサンドとソースカツ丼から始まりましたが、いまはコーヒー豆もこだわってやっております。豆を世界中から集めて30種類ぐらいの比較をし、厳選されたものを提供しています。豆の種類はお答えできないのですが、ぜひ飲んでいただきたいと思っています。

お料理に関しても、なかなか他では食べられない料理を提供していて、リピーターも沢山いらっしゃっています。ごはんでもコーヒーでも、ぜひ食べに来てもらいたいですね。

— 豆の種類は秘密なのですね。気になります。想像していたらなんだかお腹が減ってきました笑。ではでは、ありがとうございました。

インタビュー後記

ご本人は淡々と語っていましたが、剛さんの行動をよくよく聞いてみると並々ならぬ精神力を感じました。朝の2時から8時間かけて仕込みをし、さらに販売にでかけるという重労働を10ヶ月続ける大変さは想像もつきませんでした。

インタビュー後は実際に幾つかのメニューをいただきましたが、どれもお世辞抜きにおいしかったです(お肉のほどよいやわらかさを今でも思い出します)。

ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

放浪系フリーライター。引っ越しは年に4回くらい。日本ではゲストハウスに住み込みで働きながら執筆をして生計を立てていました。現在はセブ島でコンテンツライティングのお仕事をいただきながら編集と英語の勉強中。個人ブログ(放浪系フリーライターの日常)も書いています。味覚がハジケルほど旨みのある暮らしを追い求めています。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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