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フィリピン留学

この記事を書いた人

フィリピン、カナダへの留学を経て2度目のフィリピン留学をしている山本功一(やまもとこういち)さん。「留学の経験だけではなく、形に残るものが欲しかった」という想いがあり、2度目の留学ではTOEIC対策に特化したコースを選択されました。

山本功一さん
日本では家具の販売・店舗運営をしていたが行き詰まりを感じ海外へ。4ヶ月のフィリピン留学、カナダへのワーホリ経験を経て今回は2度目のフィリピン留学。

満足度
留学期間 8週間
英語力 初心者

「英語ができるようになった」と堂々と言えなかった

「英語ができるようになった」と堂々と言えなかった
— はじめに、フィリピンに留学しようとしたきっかけを教えてください。

Helpクラーク校に来る前に、ここから1時間ほど離れたところにあるMMBSという語学学校に4ヶ月間通っていました。その後カナダに行き、またクラークに戻ってきました。

日本では、大阪で家具の販売と店舗の運営をしていましたが、続けていくうちに行き詰まりを感じるようになりました。

当時は英語が話せなかったので「自分が何もできない環境に身を置こう」と、留学を決意しました。

— カナダではどのように過ごされたのですか?

ホテルのメンテナンスをしていました。掛け持ちでファミリーレストランのデニーズに2ヶ月だけ働いていたこともあります。

カナダでは働く時間の方が長くなり、英語を使うというよりは働くことの方がメインになってました。

英語が飛び交う環境で最初は大変でしたが、そこまで難しいことを求められているわけではないし、一度覚えてしまえば使う英語はだいたい同じ。慣れてしまうと英語の伸びを感じられなくなりました。

— カナダでのワーホリを経験した後、再びフィリピンに留学しようと思ったのはなぜですか?

自分はもう社会人で、フィリピンとカナダに行った「経験」だけが残りました。TOEICとか、目に見えてわかる資格や数値が自分には残っていないのです。

具体的に「これができるようになった」と明確にできるものがなかったため、今回の留学ではそこに重点を置くことにしました。

まだTOEICを受験したことはありませんが、明日と来月受験します。

TOEIC模擬試験のスコア480 → 720へ!

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— この学校を選んだ理由を教えていただけますか?

前回の留学で雰囲気を知っていたのと、自分の希望と学校の条件がマッチしていると感じたためです。僕は旅行でセブに行ったことがありますが、個人的にはセブよりクラークの方が好きですね。

学校の校則が厳しくて、金曜土曜の外出と宿泊は学校から許可を得なければならない。夜遊びにも厳しいので、規律を守れば勉強に集中できる環境でもあります。

ちなみに近くにカジノがあるのですが、規則を守らず行ってしまったらペナルティがあります。

— 今回の留学期間はどれくらいですか?英語の伸びに変化はありましたか?

8週間で、今3週目がおわるところです。英語に関しては、TOEICコースでは毎週金曜日に模擬試験を受けられます。

初日に受けたら480点でしたが今日受けたら720点になったので、英語の伸びを実感しています。問題を解いていくうちにコツがわかってきて、解くスピードがあがるようになりました。

— 学校ではどのように勉強しているのですか?

授業は1日5時間あります。1時間はスピーキングのクラスをグループで受けていて、日本人の僕が1人、韓国人が3人と先生というメンバーで、ディスカッションをしています。

残りの4時間は、TOEIC対策のリーディングとリスニングが2時間ずつ、こちらはマンツーマンで授業を受けています。

それプラス1時間、自習するか授業に出てグループで討論するかを選べます。僕は授業を受けるほうを選びました。

— グループクラスでは、どのような題材が取り上げられていますか?

その日によって違いますが、社会的なことから趣味、好きなものから簡単なものまであります。

環境が変わるたびに考えも変わる。海外で働くことも視野に入ってきた

環境が変わるたびに考えも変わる。海外で働くことも視野に入ってきた
— 討論をする時は、瞬発力が求められますよね。

僕にはまだ難しいですね。今は日本人が少ないですが、みんな仲がいいからか、和気あいあいで堅苦しい雰囲気でもない。

それでいて真剣みもあって間違えてもいいのでわりと自由に発言しています。ただ、討論なので揚げ足を取られないようには気をつけていますね。

そこまでレベルの高いことを喋れるわけではありませんが、適当なことを言うと後でジャッジから指摘を受けてしまいます。

— Helpクラーク校の満足度を100点満点で表すとしたら何点ですか?

100点満点中100点です。

— 100点!とても満足されていますね。最後に、ここを卒業した後の予定についてお聞かせください。

正直なところ、まだ決まっていません。海外はカナダ、アメリカ、タイ、インドへの渡航経験があるのですが、そのたび考え方が変わっています。

今はフィリピンにいい意味で感化されていますね。フィリピン人は今を楽しむというスタンスがあって、僕も程よく取り入れながら決めていきたいです。

おそらく日本には戻らないと思います。日本はめちゃくちゃ便利ですが、日本の社会に戻ってしまうと窮屈に感じてしまうからです。

しばらくは海外に滞在すると思います。

インタビュー後記

インタビュー後記
あえて規則の厳しいHelpクラーク校選び、苦手なことに挑戦した山本さん。実は前職で部下や同僚に「なぜこんなに簡単な仕事ができないのか」と気持ちが理解できずに苦しんでいたことが背景にあったそうです。

わからないまま放置せず、努力を怠らない姿勢が素晴らしいと感じました。

放浪系フリーライター。引っ越しは年に4回くらい。日本ではゲストハウスに住み込みで働きながら執筆をして生計を立てていました。現在はセブ島でコンテンツライティングのお仕事をいただきながら編集と英語の勉強中。個人ブログ(放浪系フリーライターの日常)も書いています。味覚がハジケルほど旨みのある暮らしを追い求めています。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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