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英語学習

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英語を話せるようになると見える世界。到達までの3つのフェーズとは

「苦労はしていますが、『海外で暮らしてみたい』という昔からの夢がかなって満足しています。思い切ってチャレンジして本当によかったです!」

現在シンガポールで働く岸珠実さんは、スカイプの画面越しにそう語ってくれました。彼女は40歳の時に一念発起して英語の勉強を始め、TOEIC800点以上を獲得。それからフィリピンに短期留学し、その後シンガポールに就職先を見つけて移住を果たしたのです。

英語が話せるようになると、自分の世界が確実に広がり、選択肢が増えていきます。得ることはあっても失うことなんてなにもありません。今日は、「英語が話せるようになる」ことで、自分の世界がどのように広がり、どんな選択肢が得られるのか具体的に考えてみましょう。

英語が話せるようになると見えてくる世界とは?

英語が話せるようになると見えてくる世界とは?
英語が話せることで、見違えるように世界は広がり、今まで想像もしなかった選択肢もたくさん増えます。例えば、海外旅行をツアーに参加せずに楽しむとか、海外通販からモノを買うとか、アメリカのネット証券に口座を開設して米国株を買う、なんてこともできるようになります。ソーシャルメディアや海外旅行を通じて友達を作ることも可能ですし、英語のYoutube ビデオや映画、テレビ番組なども楽しめるようになります。

例えばこちら。

今アメリカで人気があるLouis CKというコメディアンのビデオです。テンポのいいトークが面白く、ついつい見てしまいます。

それから、過去に見た映画の感動的なシーンなんかも時々見ています。

 

これはロッキー(6?)の1シーンですが、ちょっと勇気をもらいたい時なんかに見たりします。※このビデオは英語字幕が入っていて、一番わかりやすいと思います。

こういう諸々を字幕なしで見れるのも、英語ができるようになって良かったことの一つだったと思います。

僕は日本で得ている情報より英語で得ている情報の方が多いので、政治や経済のニュースから革靴のメンテの仕方に至るまで、何でもかんでもだいたい英語で見ています。

また、英語のニュース番組は世界中にたくさんあるので、様々な国の最新の情報を入手することが可能になります。例えば私は常時、CNN や NPRといったアメリカのニュース番組を聴くほかに、イギリスのBBCラジオや、中東のアルジャジーラなどをしょっちゅう聴いています。

「日本語でも同じ情報が取れる」と思うかもしれません。

でも、そうではないのです。 CNN.comと、CNN.co.jpとでは、CNN.com の方がはるかにニュースが早く、しかも量が多いのです。是非それぞれのリンクを開いて見比べてみてください。また BBC とCNNとアルジャジーラと日本のニュースでは、どれも視点が違うのです。こうした一次ソースに触れることができる。こうしたことすべてが、英語が広げてくれる世界なのです。

また職業や学習の選択肢も広がります。海外留学や海外就職もそうですし、例えば通訳や翻訳業を営む、海外にモノやサービスを売る、日本に来る観光客を相手に商売をする、外資系企業に勤務する、などと言ったことも考えられます。あるいは日本企業への就職や転職を有利に進めることも可能でしょう。海外赴任に立候補することなどもできるようになります。

私は元々アップルのシニアマネージャーとして働き、現在はアメリカに住みつつ、フィリピンとアメリカの両方でビジネスを営んでいます。こうしたことも英語が話せるからこそ可能になったことです。

英語が話せるようになるまでの3つのフェーズとは?

英語が話せるようになるまでの3つのフェーズとは?
英語が話せるようになる前に、「英語が話せるようになった後の世界」を想像するのは難しいものです。私もかつて英語が全くできなかった頃は、海外に住むどころか、外国人の友達がいるも、英字新聞を読んでいるところさえイメージできませんでした。

今になって振り返ってみると、やはりある程度英語が話せるようになってから、初めて具体的な未来の選択肢がイメージできるようになったように思います。具体的には、次の3つのフェーズを繰り返しながら、だんだんと選択肢が広く、より明確なものになっていったのです。

  1. 英語を身につける、あるいはレベルアップさせる
  2. レベルアップに伴い、新しい世界、可能性が見えてくる
  3. 新しく見えてきた選択肢のいずれかを実行に移す

僕自身が英語を話せるようになった経緯

僕自身が英語を話せるようになった経緯
僕自身が英語を話せるようになった経緯をお話しましょう。高校生だった僕の英語の成績はなんと10段階の2で、クラスでダントツのビリでした。英語だけでなく、ほぼ全教科でクラスの最下位を争っており、進級や卒業が危ぶまれる状況でした。

親からも先生からも、そして友達の間でも評価が低く、居場所のない高校時代でした。高校を出たら何をするのか全くイメージが湧かず、将来については悲観していたというか、もうなるべく考えないようにしていました。

ところが、たまたま目にした交換留学の案内に応募したところから、運命が好転し始めました。選抜試験になぜか筆記も面接試験も受かってしまい、突如アメリカに1年間行けることになったのです。受かる要素が万に一つもないので、どう考えても事務手続きのミスとしか思えませんでしたが、「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉を信じて、後先考えずに思い切って飛びつきました。

1年間のアメリカ留学が世界を広げてくれた

1年後帰ってきた僕は、初めて「将来」について考えらえるようになったのです。アメリカ留学時代の話は下記の記事をご覧ください。

英語の実力はというと、やっとなんとか簡単なことが喋れるようになった程度でしたが、それでも寄って立てる「なにか」を得たような感じがしました。実に安直ですが、とりあえず「通訳になろう!」と思ったのです。そしてその日から、英語だけは真面目に勉強をするようになりました。

やがて勉強をするうちに、「いや通訳じゃなくて、英語を使って何か好きなことをやれないかな?」と思い始めました。そういえば僕は工作が好きで、小学校の高学年の頃には自分で電子部品買ってきてはラジオなんか作っていたことを思い出しました。「そうだ!アメリカの大学に進学して理系の学問を学ぼう!」そんなふうに一念発起して、2年後にアメリカに進学を果たしました。

僕自身が経験した3つのフェーズまとめ

  1. 英語を身につける、あるいはレベルアップさせる
  2. アメリカ交換留学

  3. レベルアップに伴い、新しい世界、可能性が見えてくる
  4. 通訳、あるいはアメリカへの大学進学

  5. 新しく見えてきた選択肢のいずれかを実行に移す
  6. アメリカへの大学進学を実行する

まずは英語を身につける、すると可能性が広がります

まずは英語を身につける、すると可能性が広がります
きっと前述の岸さんも、TOEIC800点を突破したあたりから海外就職が現実的なオプションとして浮上してきたに違いありません。僕のパートナーの中西も、2ヶ月間のフィリピン留学ののちに「フィリピンで起業しよう」と思い立ったと言っています。

何が言いたいかというと、「まずは英語を身につける」これが先だということです。最低限の英語が話せるようになるだけでも構いません。すると、具体的にやれることは勝手にどんどん浮かんできます。無論、やりたいことを決めて、それを達成するために英語を学ぶ、という順番でも構いません。

もしも英語を話せなかったら、「いったい今頃何をしていたのだろう?」そんなふうに考えることがあります。正直言って想像さえつきません。「英語が未来を切り拓いてくれた」と言っても過言ではないのです。アメリカの大学を卒業しなかったら、外資系に勤めなかったら、米国アップル本社で管理職に就くなんていう未来は、絶対にありえなかったでしょう。あんなにダメだった僕を黙って送り出してくれた親にも、感謝しています。

皆さんも前述の岸さんのように、英語を身につけて具体的な選択肢を増やしてみませんか?英語は、自分の世界をより豊かな、そして可能性に溢れたものにしてくれる、大切なツールのひとつです!

沖電気工業、アップルジャパンを経て2009年まで米国アップル本社 シニアマネージャーとしてiPodやMacintoshの開発に携わる。その後、教育事業と執筆活動を開始。著書に『僕がアップルで学んだこと』『企業が「帝国化」する アップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔』、『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ』などがある。

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