「神様私は結婚できますか？」景色が綺麗なセブ島『道教寺院』で占ってきた

最近はFacebookのタイムラインが結婚報告の一色。これが結婚ラッシュってやつか…と実感する日々でございます。

今すぐしたいわけではないけれど（けして強がりではない）、私も将来結婚できるのだろうか…なんて考えていたら、セブ島に占いスポットがあると聞いたので、神様に聞いてみることにしました。

今回はセブの有名観光スポット『道教寺院（Taoist Temple）』で占いしてきます！

そもそも「道教」って何？

道教は中国大陸で発祥した、多神教の民間信仰です。神や仙人に到達することを目的とした「神仙思想」と老子や荘子の考えに沿った「老荘思想」を教えの２本柱としています。

なんのこっちゃという感じですが、「漢方」「気功」「陰陽」「風水」「占術」これら全てに影響を与えているのが道教です。現代の日本でもよく聞きますよね？道教の世界観（Taoism）は世界中で健在なのです。

なぜ、セブ島で『道教寺院』？

セブ島の道教寺院は1972年にセブ島に住む中国人移民たちによって建設されました。

フィリピンには多くの移民がいますが、実は中国系の移民はビジネスで成功している人が多く、お金持ちが多いんです。セブ島の道教寺院はそういった人々の寄付によって建てられました。

『道教寺院（Taoist Temple）』の場所・行き方

ITパークから車で２５分程度の山の中、ビバリーヒルズと言われている高級住宅街の中にあります。車で行く際には住宅街の門で運転手のIDがチェックされます。

タクシーをチャーターすべし

道教寺院の周りにはタクシーがいないので、チャーターして帰りを待っていてもらうのが一般的な行き方（帰り方）です。運転手に下記３点を伝えて料金を交渉しましょう。

1. 「Taoist Temple」に行きたいこと
2. 観光の間待機してもらい、帰りも乗せてもらいたいこと
3. 観光にトータル◯時間程度かかること

ちなみに取材時はマボロ地域からの往復&２時間観光したい&帰りに周辺のビバリーヒルズも見て回りたいとお願いした上で700ペソでチャーターしました。

いざ！『道教寺院（Taoist Temple）』へ占いに行ってきた！

どーんと構える門が道教寺院の駐車場の目印！タクシーはここで待機です。集合時間を決めたり、運転手の連絡先を聞いておくと安心です。お腹が空いてどこかにご飯にいってしまったっ！なんてこともありえますので。

 

道教寺院への入り口は、駐車場の隣にある少し小さめの門です。

 

雰囲気はもう完全に中国。「99」という中国の縁起の良い数字分の階段を登っていきます。

 

高台にあるので、周辺を見渡すことができます。高級住宅街「ビバリーヒルズ」のお家が見えました。

 

拝殿が見えてきました。道教寺院はセブ島屈指の写真スポットのため、あっちでパシャパシャこっちでパシャパシャ…皆写真を撮りまくってます。

 

まだ新しい建物ですが、写真映えする鮮やかな色使いなので、フォトジェニックな雰囲気についつい写真を撮りたくなってしまいます。

 

このアングルが一番人気の写真ポイントのようです。本殿が綺麗に映えますね。

 

中国の象徴！龍の像がそこかしこにあります。道教では、竜は雨や天候を支配する霊獣。風水では金運をもたらす象徴です。

龍を見たら注目していただきたいのが「爪の数」。数によって所有者の身分の違いを表します。5本は皇帝、4本は貴族、3本は庶民です。道教寺院では５本と４本の爪を持つ龍を発見しました！

 

本殿や拝殿の中は写真撮影禁止です。スタッフが常に目を光らせているので、気をつけてください。

 

本殿はセブ市街を見渡せる眺めの良い場所にあります。マクタン島まで見渡せるビューポイント！写真…撮りましょう！

占いポイント１：願いの泉

本殿横にある願いの泉には壺が設置してあります。お願い事をしながらコインを投げて、入れば叶う！という単純明快な占いスポット。

 

「（いつか）結婚したい〜！できますか〜？」

余裕で入りました！笑。というのも壺がとても近い…。これ外す方が難しいのでは…。大体叶うと思うので笑、お願いがあったらとりあえずしておきましょう。

占いポイント２：拝殿内の木片占い&おみくじ

占いにはこの巨大柿ピーのような木片を使用します。（一つが握り拳くらいあります。）片面が丸くなっており、片面がフラットになっているので裏表がわかります。

お願いごとをしながら木片を投げ、出た裏表で占います。

• 片方がフラット、片方が丸いものならば「YES」
• 両方丸い方ならば「NO」
• 両方フラットであれば「MAYBE」

※拝殿内は撮影が禁止なので、以下イメージ写真にて占いの流れをご説明します！

 

１、拝殿内のお線香を3本持ち、名前、住所、生年月日を言ってお祈りした後、質問を１つだけします。

 

２、先ほど説明した木片を持ち、床に落とします。

 

３、もし答えが「YES」なら１メートル程度の長さがある番号付きおみくじ棒を１本引きます。「NO」の場合は「YES」が出るまで木片を何度も落とします。

 

４、番号付きのおみくじ棒を引いたら、それで正しいか、再度木片を使用して確かめます。「YES」が出たら、同じ番号のおみくじを貰いに行きましょう。（イメージ的には日本の番号おみくじと同じです）

 

５、中国語が分かるスタッフの方におみくじを訳してもらう。

中国語と英語ができるスタッフのおじいちゃんがいるので、訳してもらいましょう。私は「いずれだんだんうまくいくようになる。安心していいよ。」的なことを言われました。

絶対にもっと何か書いてあると思ったんですが…まあ、結果オーライ！私結婚（いつか）できるみたいです笑。

尚、おみくじは無料です。（チップBOXが用意されています。）

おまけ：道教寺院の周辺＝高級住宅街ビバリーヒルズ

道教寺院の周辺は高級住宅街で、その街並みから「ビバリーヒルズ」と呼ばれています。せっかくなので、豪邸をを拝みたいと思い道教寺院のこの門から外に出てみました。

 

雰囲気が一気に変わりました！要塞のような巨大な塀がお目見えです。しばらく歩くと…

 

で…でかい
まさに豪邸！という巨大かつ高そうなお家が見えてきました。ガイサノモール等で有名なガイサノファミリーの別荘もビバリーヒルズにあるそう。

 

ここにある家はお医者様や弁護士、CEO等のリッチピーポーや、海外のお金持ちの別荘であることがほとんどのよう。

 

別荘にする場合は住み込みスタッフを雇い、家を手入れしてもらうそう。そういった仕事をしているフィリピンファミリーの友人のコメントがこちら…

「最高！豪華なお家に給料付きで住めて、ドイツ人医師のオーナーは１年に数日しか家を使わないの！ほぼ自分の家みたいに使えるよ！ただ、誰かが常に家にいないといけないから、家族全員で外出できないのが玉にキズかな。」

なんていい仕事なんだ…。にしても１年の数日のためにこの豪邸を建てて、維持費用かけるなんて…金持ちすごい！

まとめ：道教寺院（Taoist Temple）で風景・占い・写真を楽しもう！

少し行きにくい場所にあるものの、いい意味でセブ島らしくない？風景を楽しむことができます。海に少し飽きたなーという方や、何か神様にお願いしたいことがある人、パワースポット好きの人はぜひ行ってみてください！

道教寺院（Taoist Temple）の基本情報