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フィリピン留学の学校経営者が勧める、英語初級者のための学校選び

はじめまして!
フィルポータルさんに記事を寄稿することになりました高木 慎悟です。

セブからは遠く1000kmほど、マニラから200kmほど北上したバギオという街でBONDS ENGLISH ACADEMY という学校を2012年から運営、経営しています。

今まで私が授業をした留学生の皆さんや、学校外で出会った数多くの皆様から様々な悩みや相談を受けてきました。そうした経験をもとに、特に「英語の学習をゼロから始める」留学生にあった良い学校の選び方や学習方法などについてお伝えできればと思っています。

ただ、これらがあくまで私の主観であることもご理解ください。

韓国人経営・日本人経営の語学学校はどちらでも良い ~大事なことは日本人に詳しい人材が教育に関わっているか~

韓国人経営・日本人経営の語学学校はどちらでも良い ~大事なことは日本人に詳しい人材が教育に関わっているか~
まずフィリピン留学は「韓国人経営」と「日本人経営」の2つに大別することができます。よくどちらが良いかという議論になりますが、学校側も留学生の増加とともに経験値を重ねて改善がされてきているので、経営者の国籍はもはや関係ないと思います。(食事などの学習面以外での議論をここでは行いません)
参考:フィリピン留学で日本人経営のメリットがオワコン

しかし初級者の方が重要視すべきことがあります。それは学校に日本人の初級者について詳しい人材(授業ができるレベルの人)がいるかどうかという点です。

日本人に詳しい人材がいる、いないで成否が分かれる

まず現在のフィリピン留学の基となっている韓国人向けのカリキュラムについて考えてみます。韓国の皆さんは母国で基本をやり、それをフィリピンで発展させた後に他の国で応用するという3つのステップを想定しています。つまり2つ目のステップとしてフィリピン留学を捉えているケースが多く、利用している教科書も基本を知っていることが前提であるケースが少なくありません。つまり、フィリピンに来た時点で韓国人の多くは日本人からしたら中級者(韓国人からしたら初級者)で、カリキュラムもそうした人たちが基本になっていることが多いのです。

一方で日本の方は日本で勉強できないからフィリピンでやるという方が大半を占め、そうした方々にとってのフィリピンは1つ目のステップです。つまり韓国と日本の留学生は留学時において「仕上がり方に違い」があり、韓国人と日本人では「初級の意味合いが同じではない」のです。

そのため、日本人の初級者が韓国式を踏襲(日本人経営でもこういう学校はありますが)したカリキュラムや教材を利用すると、かなり早い段階で勉強につまずくケースが少なくありません。* 日本人は筆記試験をすると点数が取れてしまうというのも状況を少し複雑にしています。

ですから学校側に日本人の初級者に詳しい人材がいて、そこを理解したカリキュラムや教材を準備しているかどうかが初級者の方が留学を成功できるかの鍵となるのです。こうしたら良いと導いてくれる人がいるだけでも全然違うでしょう。

初級者はできないことはやらなくて良い

日本人がつまずく典型的な例は完了形と関係代名詞(whatを除く)です。これらを自然に話せるようになれる人は半年程度留学したとしても留学生全体(私の学校に限らず)で5%未満でしょうか。しかし95%の方は話せるようにならないのに、これらの文法が難しいが故に、他の文法よりも多くの時間を割いて一生懸命勉強してしまいます。

これは私の持論ですが、初級者はできないことは後回しにすべきです。
完了形などは非常に大事な英語の文法です。しかし、いくらフィリピン留学の学習効率が高いとは言え、留学生の皆さんがフィリピンで勉強できる期間には限りがあります。ですから期間内はできないことは無理にやらず、目の前にあるできることを確実に話せるようになってから難しい文法に進んだ方が効率的です。実際に私の学校でそうした視点で学習している方を見る限りは、よりスムーズに学習している留学生が多いです。

学校カリキュラム(教育面)での差別化がないフィリピン留学…

学校カリキュラム(教育面)での差別化がないフィリピン留学…
もちろん初級者の皆さんも失敗しないために真剣に情報を調べられています。しかしその一方でよく耳にするのが「HPを見ても学校の違いがわからない」という悩みです。その一番の理由は学校の「教育による差別化」を見い出せないことにあります。

なぜ教育機関のはずの学校から教育の違いを見いだせないのか。これは意外と思われるかもしれませんが、それは学校経営者の多くが教育に詳しくないことに起因しています。 中には英語が話せない人もいます。これらが悪い訳ではなく校内に教育専用の人がいれば問題ありません。しかし、それでも多くの経営者は教育がわからないため、その差別化が進みにくいのです。

ですからホームページ上での売りがホテル利用とか、海が近いとか、ハード面での差別化に終始しやすいのです。教育を意識してホームページを見るとわかりますが、売りが教育である学校はその点を具体的で簡潔に記載している一方、そうでない場合は施設面を中心に記載している傾向にあります。こうした事により留学生の皆さんが「教育」を探していたはずが、気付いたら「ホテル」を探している様な形にズレが生じて来て、何を探しているのかわからなくなってくるのです。そのため、HPをたくさん見比べても違いがわからないと感じてしまうのです。

これがHPを見ても学校の違いがわからない一番の理由です。
学校のHPを見る際は意識的に教育面を見るようにしましょう。

フィリピン留学で学校選びのポイントはただ1つ、発音です。

ここまで色々と書きましたが、実は少なくても英会話の学習に詳しい学校かどうかを簡単に判断できる方法が一つあります。

それは発音に力を入れているかどうかという点です。
以下の図を見てもらえれば一発でわかります。

英語学習における発音の大切さとは

英語学習における発音の大切さとは

カニ、わずかに2文字です。しかしそれをカーニーという風に伸ばしただけで途端に何の話をしているのかわからなくなってしまいます。単語を足したわけではありません。伸ばしただけです。

これを私は「カーニーの法則」とか言って生徒さんとのカウンセリングの時に話していますが、とにかく結論から言うと、脳の構造的に発音だけは絶対に正しくないと伝わらないのです。

ですから、英会話において発音は不可欠の科目であり、そこに力を入れないという選択肢はありえません。しかし、発音の授業が無い、発音の授業に追加料金が必要、生徒による選択制だったりする学校というのが存在します。これではかなりの確率で話せるようになりません。

学校選びの際は、他の科目も大事ですが発音をどのように扱っているかだけでも調べてみてください。発音の学習について触れていて、それを必要として理解してやっているか(選択制とかではない)どうかを見るだけでも後悔の少ない学校選びにつながります。

また可能であれば、留学前に発音記号の読み方を覚えておきましょう。またオンライン英会話を利用して発音の矯正を受けてくるだけでもかなり違います。

以上、今回はフィリピン留学での学校選びのポイントを解説しました。
大事なことは以下の3点です!

  1. 初級者の日本人に詳しい人がいる学校を選ぶ
  2. HPを見るときは教育について調べる
  3. 発音についてしっかりとやる学校を選ぶ

以上となります。記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

BONDS ENGLISH ACADEMY創業者。1985年生まれ 千葉県出身。早稲田大学商学部卒。元NHKディレクター。 2012年に「日本人の初級者のための学校」として同校をバギオにて創業。日本人向けのオリジナル教材を利用した授業で初級者が短期で中級者レベルにまでなれると評判を呼ぶ。現在、日本人向けのBONDS-1,2 と韓国人向けのBONDS-3の3校舎を手がける。

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