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「目標が明確にあると物事は自然とうまくいく」とはよく言いますが、そうは言ったってなかなかイメージできないこともあります。今回は「海外の保育園を見たい」という戸谷さんに、そこに至るまでのプロセスや想いをお聞きしました。様々な経験をして現在オーストラリア2年目の戸谷さんのお話にはオーストラリア、またワーホリを楽しむためのエッセンスが詰まっていました。

戸谷和歌子さん(30歳)
日本で保育士として7年勤める中、海外で保育士をするためワーホリに行くことを決意。バギオにあるBECIに留学した後、オーストラリアで保育士の仕事に就く。

出身校 BECI
ワーホリ都市 ブリスベン
ワーホリ職種 保育士
日々の満足度 100点

インタビュー地:ブリスベン

インタビュー地:ブリスベン
クイーンズランド州の州都。オーストラリア第3の都市でありながらシドニーやメルボルンに比べると落ち着いた雰囲気があります。街の中心部をブリスベン川が流れ、オフィスや大学、商業施設などがバランス良く立地していて暮らしやすいと評判。

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海外の保育園で働きたかった

海外の保育園で働きたかった
— フィリピン留学前、日本で保育士をされていたと聞いています。戸谷さんが留学しようと思ったきっかけはありますか?

最初のきっかけとしては海外の保育園で働きたかったというのがあります。身近に経験者がいたこともあってワーホリを考えるようになりました。当然海外で保育士の仕事をするとなれば、英語でコミュニケーションを取れないと仕事にならないし、雇ってもらえないと思ったので留学して英語を勉強することに決めたんです。

— 以前から海外に興味があったのでしょうか?

海外旅行はもともと好きで、年に1回ぐらい友達と出かけていました。日本で保育園に7年間勤続して、そのまま10年15年と続けても良かったのですが、人生1回きりだし未知の環境に飛び込んでもいいのかなと思って決断しました。

ただワーホリの年齢制限30歳ギリギリで挑戦して挫折するのも怖かったので、しっかり時間をかけて準備してからオーストラリアの保育園で働いてみたいと思って27歳で留学に行きました。

— ターニングポイントだったんですね!では留学先をアメリカやオーストラリアではなくフィリピン、そしてバギオに選んだ理由は?

値段ですね。フィリピンは飛行機代も高くないし、英語初心者の私でもマンツーマン授業なら置いてけぼりにならないかなと思って決めました。当時の英語力は高卒程度のレベルだったので、とにかく安くてマンツーマンのところにしようと考えてバギオ、そしてBECIに行きました。

「相手のことを知りたい」「自分を説明したい」それが英語を学ぶモチベーションに

「相手のことを知りたい」「自分を説明したい」それが英語を学ぶモチベーションに
— オーストラリアだと物価も高いので留学費用は抑えたいところですね。それで、BECIではどのコースを選択されていましたか?

コースはジェネラルなESLですね。無料のナイトクラスも取っていたので、コマ数にすれば7クラスくらい。

— その中で何かワーホリ対策もされていましたか?

ワーホリ準備というよりは、リスニング力・スピーキング力をどれだけ伸ばせるかに集中していました。最初のころは質問したいことも伝わらないし、先生が何を言ってるのかも分からなくて、マンツーマンのときには先生とお互いに「え?」みたいな時もありました笑。

— 留学する中でどんな部分に手応えを感じられましたか?

英語は「勉強しよう」と意気込んで取り組んでも身になりませんが、「留学先で仲良くなった友達や先生とコミュニケーションを取りたい」、「相手のことを知りたい」とか、逆に「自分のことをもっと知ってほしい」といった想いが出てくると自然と勉強意欲も習得もうまくいくように思えました。

保育士を中心に据えつつ、様々な経験も

保育士を中心に据えつつ、様々な経験も
— 現在はユニフォームの通り、目標だった保育士をされているようですね。ブリスベンに到着されてすぐに現在のお仕事をはじめられたのでしょうか?

いえ。実は今オーストラリアでのワーホリが2年目になります。

最初はゴールドコーストの保育園でボランティアをしていました。現在オーストラリアの法律では、日本の保育士の資格だと現地の保育園で働けないようになっています。以前は大丈夫だったみたいなのですが…。ボランティアでは収入が得られないので、日本食レストランでアルバイトもしましたし、セカンドビザを取得するためにファームでも働きました。

— では今の保育園にはどのようにたどり着いたのでしょうか?

一度日本に帰って、オーストラリアに戻ってきたタイミングで現地の語学学校に入学しました。1ヶ月改めて英語を勉強して、その後3ヶ月、というより今も保育士資格を取得するための学校に通っています。

その学校には実技実習もあって、その際お世話になった保育園で偶然人員募集をかけていて、そのまま声をかけてもらえました。

— 最高のタイミングですね!資格の取得にはかなり時間がかかるみたいですね。

通常は保育士の学校で6ヶ月かけて取るそうですが、私の場合ビザ上の問題で学校に4ヶ月しか居られないので語学学校を含めて4ヶ月で卒業になります。本来6ヶ月で修了するプログラムを約半分の期間で学ぶのでとってもハードです。

— 簡単に業務内容をお聞きしてもよろしいですか?

はい。基本的には雑務と他の保育士さんのアシスタントといった感じですね。他の保育士さんの休憩中にクラスを周って、サブで入る。1日実働7.5時間で、これは本当にしっかり守られています。

— ちなみに報酬もお聞きしてよろしいでしょうか?

今は時給22ドルです。ボランティアではなく、資格を活かして海外でお金を稼いで働くことができているので当初の目標は達成できているかと思います。頑張った甲斐があったなあって。

ワーホリの醍醐味

ワーホリの醍醐味
— オーストラリアではどのような形態で住んでいますか?

今はシェアハウスの一人部屋です。他にはスペイン人の女の子も住んでいます。インターネットや水道代を含めて、家賃は1週間150ドルでリーズナブルな方だと思います。

— 週末はどのように過ごされていますか?

特に決まったことはないですね。なにか面白そうなイベントがあればふらふら出かけたり笑。今までで一番面白かったイベントは、サンシャインコーストで行われた音楽フェスでした。

— イベントに参加するとより現地のことがわかりそうですね。戸谷さんの中でワーホリをしてみて充実感や意識の変化を感じたりすることはありますか?

仕事での発見も多いですが、本当の意味で「外国の人」に触れられている気がします。

たとえばオーストラリアの人たちは、仕事よりも自分の時間を楽しむために仕事をしています。家族の時間をすごく大事にするので遅くまで仕事をしている人はそんなにいないです。お金を稼いでる稼いでないといったステータスをおおっぴらに見せることもないと感じていますね。

ときに憂う。それでも感じる得たものの大きさ

ときに憂う。それでも感じる得たものの大きさ
— それは異文化体験の醍醐味かもしれませんね。逆にワーホリ中何か悩んだりしたこともあるのではないでしょうか?

時々、「なんで私はここで一人でこんなに頑張っているんだろう」と思うことがありますね。自分の設定した目標を達成するために頑張って、自分の生活のためにお金を稼いで、自分が楽しむためにどこかに出かける。なんだかすべて自分で完結してしまっているなあ、と感じることもあって、時々日本にいる家族や友達のことを考えるときがあります。

— 盛んになってきたとはいえ、異郷に一人でいるとそうした悩みも出てきそうですね。

こんなこと言ってますけど大前提として「楽しい」という想いはありますよ笑。ただ残りの期間はもっとローカルなコミュニティに参加していったりするのもいいなと思っています。オーストラリアで永住権を取りたいという方も多いですが、今のところ私にはそれがないですね。

— 最後にワーホリ後の予定についてお聞きしたいと思います。

あまり先のことを考えるのは得意じゃないんですよ笑。とりあえず今回のワーホリ中は、旅行はせずにギリギリまで働いて、日本に帰るかニュージーランドに行こうかなと漠然と考えています。

そのあとはオーストラリアの保育園での経験を活かして、日本でまた保育士を続けようと思います。日本の保育園との違いを日々目の当たりにして、面白さを感じると同時に違和感を感じる部分もあって、ここで考えたこと・自分の描いた理想のイメージをどこかで形にできればいいなと思います。

— ワーホリで保育士という仕事への情熱を改めて確認されているのではないでしょうか?それではインタビューは以上となります。ありがとうございました。

インタビュー後記

インタビュー後記
自身の職業に真摯に向き合い、それを軸に留学・ワーホリと歩みを進める戸谷さん。遠くを見すぎず、目の前のことを楽しみながら学びを得ていく過程は私たちも大いに学ぶべき部分があるかと思います。

留学やワーホリを目的とせず、自分の軸にそれらを付加していく姿勢が留学・ワーホリ成功のカギと言えそうです。こちらまで力のみなぎるインタビューでした。

インタビューと社会派コラムを担当するライターです。いろんな場所に行って、たくさんの人と話して、その声を代弁できる情報屋でありたいと思っています。個人ブログ(さぐりさぐり、めぐりめぐり)で紀行文・コラムも書いてます。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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