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A&J andrew

生徒自ら学ぶ姿勢を大事にするA&J。今回は韓国人校長のAndrewさんに開校までの経緯と学校の理念を伺いました。ターニングポイントとなった友人との出会いや、大切にしているコンセプトを中心にご紹介します。

Andrewさん
家族と共にアメリカに渡り、高校時代をニューヨークで過ごす。その後、バギオにある歯科大学に進学し、そこで出会った友人と共にA&Jを開校。

 

※英語対談を翻訳・編集しました。

歯科医でなく語学学校?

歯科医でなく語学学校?
— Andrewさんは、A&Jを開校する前はどんなことをされていましたか?

私ははじめ、バギオにある歯科大学に進学して、歯科医になるための勉強をしていました。2009年に卒業すると同時に米国歯科医師の認可を取得しました。

— バギオ歴はとても長いのですね。資格を取得したのに、なぜ語学学校の開校を考えたのでしょうか?

大学を卒業した時点で、私は一度将来について考えました。もし、歯科医になるという選択をしないならば、今まで私が学んだことで何ができるのだろうかと。大学を卒業するとき、英語についてはある程度の能力を持っていたので、それを活かした仕事にしようと思い、語学学校の開校を決めました。

— 歯科医になるよりも、語学学校の開校のほうに興味が湧いたという感じですか?

簡単に言えばそうかもしれません。実はアメリカで歯科医になるためには2つの難関試験を通過する必要がありました。私の場合、1つ目の試験に合格した時点でバギオにてビジネスをしようと決めました。

— そもそもアメリカで歯科医になりたいというのはどういった理由があったのでしょうか?

15歳か16歳の頃、私は両親とともにアメリカに行くことになりました。親戚のほとんどがアメリカに住んでいることもあり、アメリカへ渡るという選択は簡単に決まりましたね。そうして高校時代をアメリカで過ごしていたのでアメリカで歯科医という選択も突飛ではなかったと思います。

ちなみにアメリカの高校を卒業して一度2年間徴兵制度で韓国に戻りました。その後バギオの歯科大学に入学するという流れです。

かけがえのないビジネスパートナー

かけがえのないビジネスパートナー
— なるほど。ではA&Jを設立したとき、ビジネスパートナーはいましたか?

A&Jを開校した当初ですが、Jinという韓国人のパートナーがいました。彼もアメリカに渡っていて、ロサンゼルスで過ごしていた経験があります。彼とはバギオの歯科大学で会いました。

— 似たプロセスを経てバギオで出会ったわけですね。

はい。すぐに仲良くなりましたよ。アメリカでの話をしたり、学校生活の話をしたり。彼も自分と同じ歯科学科を専攻していて、試験にも合格していたのでアメリカで歯科医になる資格がありました。

— Andrewさんから語学学校のお話を持ち掛けたのでしょうか?

それが逆です。彼が米国歯科医の試験に合格したときに「学校を作ろう」と話を持ち掛けてきました。私も語学学校のビジネスを考えていたので、もちろん賛成しました。

— 彼以外に学校設立に協力してくれた方はいますか?

いますよ。現在の副校長であるJonathanです。彼は元々Jinの友達でした。彼は当時アメリカに住んでいて、Jinが連絡を取ってくれました。彼はここに来るまではアップルで働いていました。

— アップルですか?当時アメリカにいたJonathanさんはどう口説いたのでしょうか笑?

Jonathanは面白い友人で、私達が「生徒はたくさんいる。一緒にビッグビジネスをしよう!」と言うと、アップルを辞めてここに来てくれました。実は、そのとき生徒はまだ3人しかいなかったのですが笑。

それでも何とか一緒にビジネスを始めることになり、現在では多くの留学生に来ていただける学校になっています。

自発的に学べる環境づくり

自発的に学べる環境づくり
— ドラマのようですね!ではA&Jを運営するにあったって一番難しいことは何ですか?

一番難しいことはもちろん、マーケティングです。

— どのあたりが苦労しましたか?

私達はビジネスをはじめてから今日までに、完璧なプログラムを開発し、実行してきました。ですが、私達は開発だけでなく生徒を集めるというマーケティングをしなければいけませんでした。2008年の開校当時は、韓国にいる友達や両親を通しての募集だけだったので、生徒は少なかったです。

— そこからどのようにして宣伝を展開されていったのでしょう?

ビジネスを始めて1~2年経ったときに初めて、私達は韓国のエージェントに宣伝しなければならないと気づきました。私達はアカデミーのパンフレットを持って、すぐに宣伝へ向かいました。

— 本当にさぐりさぐりといった感じですね。Andrewさんは、どのような学生にA&Jへ来てほしいと考えていらっしゃいますか?

私達のコンセプトは 生徒が自ら勉強するように成長させることです。ですので、自分から勉強したいと考える生徒に来ていただきたいと思っています。

— そこにはどんな意図がありますか?

私がアメリカで勉強していたときは、とてもナチュラルで自由でした。そうした環境で、自発的に勉強できるようになることが重要だと考えています。はじめから勉強を強要したら、その人はその先ずっと自分から勉強することはできなくなります。

生徒が自発的に英語を学べるように、私たちは講師陣にもしっかりトレーニングします。授業時間以外にも積極的に会話をして接点を持ってもらうことで、今やA&Jの代名詞でもあるアットホームさをより加速させることを心掛けています。

国際色豊かな学校を目指す

国際色豊かな学校を目指す
— 最後の質問になりますが、今後のA&Jのビジョンをお聞かせください。

私達がずっと取り組んでいるのは、よりグローバルなアカデミーを作ることです。韓国人、日本人だけでなく、さまざまな国籍の人が集まる学校にしたいと考えています。

— もっと国際色豊かな学校にしたいというイメージでしょうか?

そうですね。英語は、世界における共通言語の地位を築いています。異国の人の声や異なる考えは英語なしには取り入れられません。だからこそ、多くの国から生徒を集めて、英語を積極的に使ってコミュニケーションを取ってもらいたいと考えています。

— 特にどういった国のマーケットに注目しているなどありますか?

現状もそうですが1番目に韓国、それに続いて日本、台湾、中国、中近東という感じです。最近ではスペイン語圏に注目していて、南米からも留学生を招致できればと考えています。

インタビュー後記

インタビュー後記
Andrewさん、ありがとうございました。創設秘話や学校の成長過程をお聞きする中でA&Jのコンセプトやビジョンが見えてきました。A&Jでは、自発的に学ぶ生徒を最大限サポートしています。まだまだ試行錯誤の旅の途中にある学校とともに、自身の可能性も拓いていくというのはいかがでしょうか?

インタビューと社会派コラムを担当するライターです。いろんな場所に行って、たくさんの人と話して、その声を代弁できる情報屋でありたいと思っています。個人ブログ(さぐりさぐり、めぐりめぐり)で紀行文・コラムも書いてます。 Phil Portal全員のメンバー紹介ページはこちら

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